# スタイルガイドとは

スタイルガイドとは、一貫性のあるコードを書くために記したルールになります。コーディング規約やコーディングスタイルガイドとも言います。変数やクラスの命名規則、コメントの付け方などを決めて、具体的な例と共に推奨と非推奨として紹介することが多いです。

コーディングのスタイルをチーム間で決めておくと、統一した一貫性のあるコードを書くことができます。プルリクエストのレビューをするときのコスト削減や、新たにチームに加わったメンバーが規約に従うことによってより早くキャッチアップできるなどのメリットがあります。

# スタイルガイドの例

例えば、raywenderlich/swift-style-guide だと関数や制御文の {} は次のスタイルが推奨されています。

推奨:

if user.isHappy {
  // Do something
} else {
  // Do something else
}

非推奨:

if user.isHappy
{
  // Do something
}
else {
  // Do something else
}

Swiftのスタイルガイドを作成している会社やチームは多くあります。次の一覧で、それぞれの特徴を比べて自身のプロジェクトにマッチするものを使用するのがいいでしょう。