# Collection プロトコル
Collectionプロトコルは、Sequenceプロトコルを継承するプロトコルです。Collectionプロトコルに準拠すると、Collectionプロトコルのインターフェースやfor-in文、Sequenceプロトコルが提供している関数を使うことができます。
# Collection プロトコルの特徴
Collectionプロトコルに準拠すると、以下のことができるようになります。
- for-in文で列挙できる
- インデックスやキー名(サブスクリプト)で要素にアクセスできる (
array[0]
,dictionary["key"]
など) - 要素数に関連したインターフェースを使える (
first
,last
など) forEach
,map
,filter
,reduce
などの関数を使うことができる
# Collection プロトコルのインターフェース
Collectionプロトコルは、次のようなインターフェースを提供します。
# count
count
は、要素の数を調べることができます。
let a = [1,2,3]
let b = a.count // 3
# isEmpty
isEmpty
は、配列が空かどうがを調べることができます。空の場合は、true を返し、要素がある場合は false を返します。
let a: [Int] = []
print(a.isEmpty) // true
let b = [1,2,3]
print(b.isEmpty) // false
# first
first
は、最初の要素を取得することができます。返り値は、Optional型になります。
let a = [1,2,3]
let b = a.first // Optional(1)
# last
last
は、最後の要素を取得することができます。返り値は、Optional型になります。
let a = [1,2,3]
let b = a.first // Optional(3)
← Sequence プロトコル 条件式 →